概要

初回のセッションは、開始にあたって動機や目標などに関して情報交換をし、過去の事柄や現状も含めた情報をもとに要となるテーマを絞っていきます。セッションは会話式カウンセリングとともに、リラックス状態での「からだとの対話」によって進行されます。この際に使用される手法がBRCで、からだの発する言葉(情報)をもとに、少しづつからだの深層に意識を沈めていきます。
問題の原因となる最も深いところにある記憶を同定し、理解と受容を経てから変容していくことを目的とします。

からだとの対話は意識の深い部分において行われます。そのため、からだが情報をプロセスする時間を要するため、セッションの間隔は3週間から1ヶ月以上をあけることを原則としてます。

何回のセッションを要するかはご自身の自由意志に従い、また動機や意識の状態により個人差があります。

一回のセッションは所要時間60−90分、また費用は70ユーロとなっております。
パリ市内15区にて承ります。

道具箱

カウンセリングを基盤として、からだの記憶は以下の手法を含めた複数のメソッドを組み合わせ進行されます。

生体年表 (生体サイクルの分析)

精神分析家であるMarc Frechet 氏が開発した分析法。
がん患者さんの人生の出来事を探るなかで、発病の発端となりうる事象が周期的に現れていることに注目する。
ランダムに現れる複数の出来事をつなぎ合わせ、その関連性から物語のあらすじを読み解くメソッド。

BRC (Bio Résonance Cellulaire)

キネシオロジーを基盤とし、細胞の発する響きを読み取るメソッド。Veronique Brousse 女史により開発された。分析的な思考がとどかない潜在的なレベルで、からだの発する言葉を解読する。

Astrologie en mémoire cellulaire(細胞の記憶占星学)

「下にあるものは上にあるものの如く、上にあるものは下にあるものの如く。。」キバリオンより

 

ある人間(ミクロ)に内在するエネルギーは、彼の誕生時瞬間の天体(マクロ)の放つエネルギーに相応、相似する。
自分に関する情報、つまり記憶をより深く理解するために、参考として使用されるメソッド。

家系図の解析

私たちは、両親をはじめとする何代も古い代の祖先の記憶までも受け継いでいます。先祖が解消できなかった個人的な葛藤が子孫に伝えられ、子孫は潜在的にその葛藤を表現し修復しようとするのです。
 病気や事故、悲劇的な死別などのくり返しが見られる家系などは、とくに明らかな記憶の受け渡しが見られます。
先祖の名前、生年月日や命日、生き様や死の原因などをもとに、ある祖先との関わりを同定し、自分自身の人生の出来事をよりクリアに理解する手助けとなる解析法です。

Décodage Biologique

からだの症状や心の症状はいったい何を表現しようとしているのでしょうか。
一つ一つの症状や疾患の統計をとりその背景にある感情的側面、さらには潜在的な要素を解読するための学問。

からだへの沈下

からだの記憶メソッドにおける最終的な到達点。わたし達の葛藤のおおもとになる記憶、その刻印を細胞の深いレベルで修復する過程。

 あたまでは完全に忘れてしまっている記憶はからだの奥深くに刻まれている。その記憶にたどり着くためには、思考を鎮め、からだの感覚(体感覚)をたよりにからだに沈んでいくことになる。
その記憶に完全に達した時、からだはあらゆる感覚を通してその思い出を表現する。からだの語る物語は、あたまで理解していたものと全く異なることが概して多いのです。